Mrs. GREEN APPLE(ミセス)の「フェーズ3」について、その全貌が気になっていませんか?
2025年10月16日の公式発表以来、多くのファンが新たな章の始まりに期待を寄せています。
この記事では、2026年1月1日から開幕するミセスのフェーズ3について、活動休止の有無やメンバー編成、コンセプト、そして待望のニューアルバムや長期休暇の予定まで、公式発表の情報を余すところなく徹底解説します。
この記事を読めば、ミセスの未来に向けた確かなビジョンと、ファンへの深い想いが理解できるはずです。
- 2026年1月1日からフェーズ3が開幕、活動休止はなし
- 大森・若井・藤澤の3人体制は変わらず継続
- コンセプトは「現在地を大切にする」ことへの進化
- 2026年秋に6枚目のオリジナルアルバムをリリース予定
ミセスグリーンアップルのフェーズ3とは?公式発表の全貌を解説
- 2026年1月1日、新章「フェーズ3」が開幕
- 活動休止はなし!メンバー編成も変わらず継続
- フェーズ3のコンセプトは「現在地を大切にする」こと
- フェーズ1と2を融合した新しいバンドロゴの意味
2026年1月1日、新章「フェーズ3」が開幕
Mrs. GREEN APPLEは、2025年10月16日に行ったYouTube生配信「Mrs. GREEN APPLEより大切なお知らせ」にて、バンドの新たな展開を宣言しました。この配信は同時視聴者数が65万人を超えるなど、極めて高い注目を集めました。
その中心的な発表が、新章「フェーズ3」の開幕です。
具体的には、2022年3月18日の活動再開から始まった「フェーズ2」を2025年12月31日をもって完結させ、その翌日である2026年1月1日から間髪入れずに「フェーズ3」をスタートさせるというものです。
フェーズ1の完結からフェーズ2の開幕までには約1年8ヶ月の活動休止期間がありましたが、今回は空白期間を設けないシームレスな移行となります。これは、バンドが現在の勢いを止めることなく、さらに前進し続けるという強い意志の表れと言えるでしょう。
この「フェーズ」という区切りは、単なる活動期間の名称ではなく、バンドが進化し、長く音楽を続けていくために必要な、創造的なサイクルを意味しています。ファンにとっては、不安な待ち時間を経ることなく、ミセスの新たな物語がすぐに始まるという、この上なく嬉しい知らせとなりました。
活動休止はなし!メンバー編成も変わらず継続
今回の発表で最も多くのファンが安堵したのは、「活動休止はしない」そして「メンバー編成は変わらない」という明確な宣言でした。
フェーズ1からフェーズ2への移行期には、活動休止と共にメンバーの脱退という大きな変化がありました。そのため、「大切なお知らせ」という告知に、一抹の不安を覚えたファンも少なくありませんでした。
しかし、配信でボーカル・ギターの大森元貴さんは、その不安を払拭するかのように「安心してください、活動休止期間は設けません」「そして、メンバー編成は変わりません。大森、若井、藤澤の3人で活動を続けていきます」と、力強く語りかけました。この言葉は、バンドの結束が固いこと、そして現在の3人体制で音楽を届け続けるという揺るぎない決意を示すものでした。
この丁寧でファンに寄り添ったコミュニケーションは、バンドがファンとの信頼関係をいかに大切にしているかを物語っています。フェーズ2で再構築されたMrs. GREEN APPLEという船が、同じ乗組員のまま、新たな海へと航海を続けることが約束された瞬間であり、ファンにとってはこれからの活動を心から応援できる、確かな土台が示されたと言えるでしょう。
フェーズ3のコンセプトは「現在地を大切にする」こと
フェーズ3は、単なる活動の継続ではありません。そこには、バンドの精神的な成熟と新たな哲学が込められています。大森さんは、フェーズ2を「目的地を定めて、そこに向かって進んでいく期間」だったと振り返りました。それは、活動再開後にバンドの存在感を再び確立し、エンターテインメントの全方位にミセスの音楽を届けるための、ある種の「背伸び」も厭わないエネルギッシュな期間でした。
それに対し、フェーズ3のコンセプトは「現在地を大切にする」ことだと説明されました。これは、フェーズ2で築き上げた確固たる地位とファンとの絆を「守りながら」、自分たちが今立っている場所から見える景色や、そこで生まれる音楽を大切にしていくという姿勢を示しています。
もはやカムバックを果たすための証明は必要なく、より持続可能で、より内面から湧き出るクリエイティビティを追求する段階に入ったことを意味します。この変化は、バンドが自信と安定を手に入れたからこそ可能な、新たな挑戦です。これからの楽曲は、より自由で、より等身大のMrs. GREEN APPLEの姿を映し出すものになるかもしれません。
フェーズ1と2を融合した新しいバンドロゴの意味
フェーズ3のコンセプト「現在地を大切にする」は、新たに発表されたバンドロゴにも象徴的に表現されています。この新ロゴは、バンド結成当初の「フェーズ1」で使われていたロゴと、活動再開後の「フェーズ2」のロゴを掛け合わせたハイブリッドなデザインとなっています。
これは単なるデザインの刷新ではなく、バンドの歴史そのものを肯定し、未来へと繋げていくという意志の表明です。大森さんはこのロゴに込めた意味を、「バンド結成時の初期衝動を大切にしながらも、フェーズ2で得たものをしっかりと守り、フェーズ3で現在地を確かめながら活動を進めていきたい」と語りました。
つまり、5人体制で駆け抜けた青春のきらめきや荒削りなエネルギー(フェーズ1)と、3人体制で幾多の困難を乗り越え、国民的バンドへと飛躍を遂げた経験と実績(フェーズ2)の、その両方を自分たちのアイデンティティとして統合していくということです。
過去を捨てるのではなく、全ての経験を糧にして進化を続ける。この新しいロゴは、Mrs. GREEN APPLEがこれから紡いでいく音楽が、より深く、豊かなものになることを約束する、視覚的なマニフェストなのです。
ミセスのフェーズ3で予定される今後の活動と展望
- 2026年秋、待望の6thオリジナルアルバムをリリース
- 2026年夏にメンバーが1ヶ月の長期休暇へ
- フェーズ1・フェーズ2の歩みと功績を振り返る
- メンバーが語るフェーズ3への想いとファンへのメッセージ
2026年秋、待望の6thオリジナルアルバムをリリース
フェーズ3の幕開けを飾る大きな発表の一つが、2026年秋に6枚目となるオリジナルフルアルバムをリリースするという計画です。2023年7月にリリースされ、バンドに日本レコード大賞をもたらした5thアルバム『ANTENNA』以来、約3年ぶりとなる待望の新作となります。
このアルバムについて、メンバーは「バンドを組んだばかりの頃の、スタジオに入って楽器を鳴らして楽しい!みたいなワクワク感を詰め込んだアルバムにできたら」と、その創作の方向性について言及しました。この言葉は、フェーズ3のコンセプトである「現在地を大切にする」という哲学を音楽的に体現するものと言えるでしょう。
『ANTENNA』が、活動再開後のミセスの存在を世に問う、壮大でメッセージ性の強い作品だったとすれば、次のアルバムはよりオーガニックで、バンド自身の「楽しい」という感情に根差したものになる可能性があります。緻密に構築されたアンサンブルや深いテーマ性はもちろんミセスの魅力ですが、そこに初期衝動のような生々しいバンドサウンドの喜びが加わることで、彼らの音楽は新たな次元へと到達するかもしれません。
ファンにとっては、バンドの原点回帰と進化が融合した、全く新しい音楽体験が待っていることでしょう。
2026年夏にメンバーが1ヶ月の長期休暇へ
フェーズ3におけるもう一つの重要な発表は、2026年の夏頃にメンバーが約1ヶ月間の長期休暇を取得するというものです。この発表に際し、大森さんは「フェーズ2が始まってから、ちゃんとしたお休みは1日もなかった」と、怒涛の日々を振り返りました。
フェーズ2での彼らの活動は、楽曲リリース、大規模なツアー、メディア出演と、文字通りノンストップであり、その驚異的な活躍の裏側には計り知れない努力とエネルギーの消耗があったことがうかがえます。
この長期休暇は、単なる休息以上の意味を持っています。それは、バンドが短期的な成功だけでなく、長期的な視点で活動を続けていくための、極めて戦略的で健全な判断です。大森さんが「ミセスをより永く続けていくためにも、必要なこと」と語ったように、心身をリフレッシュし、プライベートな時間を持つことで、新たなインスピレーションを得て、次の創作活動へと繋げていく。これは、バンド自身への、そして彼らの未来への大切な投資です。
ファンにとっても、メンバーが健やかに、そして楽しみながら音楽を続けてくれることこそが最大の願いであり、この休暇の発表は、ミセスがこれからも長く、素晴らしい音楽を届けてくれるという安心感を与えてくれました。
フェーズ1・フェーズ2の歩みと功績を振り返る
フェーズ3を理解するためには、これまでの歩みを振り返ることが不可欠です。Mrs. GREEN APPLEの物語は、大きく二つの章に分けられます。
「フェーズ1」は、2013年の結成から2020年7月の活動休止までの、5人体制の時代です。
この時期、彼らは「青と夏」「インフェルノ」「僕のこと」「ロマンチシズム」といった数々のヒット曲を生み出し、若者を中心に絶大な支持を獲得。4thアルバム『Attitude』をリリースし、初のアリーナツアー「エデンの園」を成功させるなど、バンドとして一つの頂点を極めました。
約1年8ヶ月の活動休止とメンバーの脱退を経て、2022年3月に大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんの3人体制で「フェーズ2」が開幕します。
ここからの快進撃は凄まじく、5thアルバム『ANTENNA』を引っ提げ、楽曲「ケセラセラ」で「第65回日本レコード大賞」を受賞。翌年には「ライラック」で2年連続の大賞受賞という快挙を成し遂げました。さらに、バンド史上初となるスタジアムライブやドームツアーを成功させ、ストリーミングの総再生回数は驚異的な数字を記録。名実ともにお茶の間レベルの国民的バンドへと飛躍を遂げた、まさに「再構築と飛躍」の時代でした。
| 項目 | フェーズ1 | フェーズ2 | フェーズ3 |
| 期間 | 2013年結成~2020年7月8日 | 2022年3月18日~2025年12月31日 | 2026年1月1日~ |
| 体制 | 5人体制 | 3人体制 | 3人体制 |
| 移行期間 | 約1年8ヶ月の活動休止 | 活動休止なし | – |
| コンセプト | 初期衝動・青春 | 目的地を目指す・再構築 | 現在地を大切にする・融合 |
| 主な功績 | メジャーデビュー、ヒット曲多数 | レコード大賞連覇、スタジアム公演 | (これから) |
メンバーが語るフェーズ3への想いとファンへのメッセージ
公式発表の生配信の最後には、メンバーそれぞれからフェーズ3に向けた熱い想いと、ファンへの感謝の言葉が語られました。これらのメッセージからは、バンドが一体となって同じ未来を見据えていることが伝わってきます。
大森元貴さんは、バンドを長く続けるためにフェーズという区切りが必要であると述べ、「数の多さではなく、ひとりひとりの皆さんの生活に、僕たちの音楽がもっと寄り添えるように精進していきたい」と、音楽との向き合い方を改めて語りました。これは、バンドの規模が大きくなっても、リスナー一人ひとりとの繋がりを大切にするという、ミセスの根幹にある姿勢を示しています。
ギターの若井滉斗さんは、「フェーズ2で得たものを大切に、もっと皆さんに楽しんでもらえるように進化していきたい」と、ファン体験の向上を誓いました。キーボードの藤澤涼架さんは、フェーズ2での多くの出会いに感謝を述べ、「この3人をより深く楽しんでもらう、そしてより深く愛してもらえるような活動をしていきたい」と、ファンとの情緒的な結びつきをさらに深めていく決意を語りました。
ビジョンを提示する大森さん、エンターテインメントとしての進化を追求する若井さん、そしてファンとの心の繋がりを大切にする藤澤さん。三者三様の言葉が、これからのMrs. GREEN APPLEが目指す、持続可能で、誠実で、心温まるバンドの姿を浮かび上がらせています。
総括:ミセスのフェーズ3、それは進化を続けるための新たな約束
この記事のまとめです。
- Mrs. GREEN APPLEの「フェーズ3」は2026年1月1日に開幕する
- 「フェーズ2」は2025年12月31日をもって完結となる
- フェーズ2から3への移行に際し、活動休止期間は設けられない
- メンバー編成は大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架の3人体制で変更はない
- この発表は2025年10月16日のYouTube生配信で行われた
- 配信の同時視聴者数は65万人を超え、高い注目を集めた
- フェーズ3のコンセプトは「現在地を大切にする」ことである
- これは「目的地を目指す」期間だったフェーズ2からの進化を意味する
- 新しいバンドロゴはフェーズ1とフェーズ2のデザインを融合させたものである
- ロゴは「初期衝動」と「得たもの」の両方を大切にする意志を表す
- 2026年秋頃に約3年ぶりとなる6thオリジナルアルバムのリリースが予定されている
- 新作アルバムはバンドの「楽しい」という感情を重視した作品になる見込みである
- 2026年夏頃に約1ヶ月間の長期休暇を取得することが発表された
- この休暇はバンドの長期的な活動継続のための重要な休養期間である
- メンバーはフェーズ3で、よりファンに寄り添い、深く愛される活動を目指すと語った
